あがない…かなしみ |
あいにうえてる おおさまいった ひとをあつめて おおさまいった
いのちおしくば あいをさしだせ わしをまんぞく させよといった
うろたえまどう まちのひとびと くしんさんたん かんがえたけど
えらいことだと つぎつぎにげた からっぽのまち いぬいっぴきも
おおさまひとり おしろにひとり あさにもよるも おしろにひとり
〜「あ行」by 湯沢原〜
かなしくなった おおさまはよる ひとりでしろを せにしてでかけ
きらきらひかる まんてんのほし かぜのおとにも おどろきながら
くるくるおもい うずまくむねに なぜだれからも あいもらえない
けれどおおさま うまれたときに ほしいものみな はじめにあった
これははたして しあわせなのか あいをほしがる おおさまのたび
〜「か行」by ここあ〜
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